2008年04月27日
林雄二郎先生を囲む会デメ研主催の「森を見る会」に出席。橘川が昔から親しくさせていただいている林雄二郎先生が「近頃の学者は森どころか木も見ないで枝葉ばかり見ている」と嘆かれたという。で、林先生をお招きして「森の見方」を伺おいう、というような趣旨らしい。リアルテキスト塾生・OBのみなさんはじめ橘川人脈が集まって林先生のお話をうかがった後、近所のガーデンカフェで懇親会。
林先生のお噂はかねがね橘川聞いていたので初めておめかかるような気がしなかった。循環によって長く維持可能な閉鎖系システムを作るには社会に「静脈系」産業を導入しなければならないという持論のレクチャーを伺う。
林先生は、談論風発、70代にしかみえないが、大正5年生まれの91歳。白川静先生とならんで人類のためになるご長寿だ。白川先生によると、中国の思想では人間の天寿を120歳として、「上寿」と呼んでいるという。われわれ後生のため、ぜひ上寿を超えてご活躍いただだきたいもの。
懇親会では妹尾さん、「未来検索ブラジル」の西野さん、ハノイでIT事業を展開されているHanoi Advanced Labの佐藤さん、セルシス(ブログ:Israel Hi-tech Diary)の加藤さん、はじめいろいろな方とお話が盛り上がった。みなさんよろしく。
(続きに写真あり)
PS Wikipediaの林雄二郎の記事に「橘川幸夫がOn Bookで『情報化社会』を復刻した」と好意的に紹介されている。
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