デジタルメディア研究所研究員・東大法学部卒業後、都庁勤務などを経てIT関係のライター、翻訳者。著書に「データベース・電子図書館の検索・活用法」(東洋経済新報社・下中直人、市川昌弘と共著)、「 ソーシャル・ウェブ入門入門 Google, mixi, ブログ…新しいWeb世界の歩き方」(技術評論社)など。個人のブログはSocial Web Rambling

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2008年02月17日

エリザベス/ゴールデン・エイジ ケイト・ブランシェットはすばらしい

ひさびさに映画を見た。日比谷スカラ座で「エリザベス ゴールデン・エイジ」。

ケイト・ブランシェットは申し分ない。撮影、美術はよい。演出、スペクタクルシーンもまずまず。しかし残念ながらウォルター・ローリー役のジェフリー・ラッシュがダメ。脚本も弱い。

1点=金返せ 2点=不満 3点=料金だけのことはある 4点=DVDを借りてまた見る 5点=感動した!

というスケールで3.5点。

ローリーは山師、海賊、冷酷な人殺しとロマンティックな恋人の両方の側面を表現しなければならないが、ジェフリー・ラッシュは頭の悪そうな粗野な田舎者にしかみえない。海賊といっても「宝島」の舵手イズレール・ハンズくらいがせいぜい。船長の柄ではない。ジョニー・デップが(目のくまどりだけは止めて)やったら、とあらぬことを考えてしまった。

脚本もアルマダとの戦いと女王とローリーの恋に話が分裂したまま、まとめきれていない。

英国史上最初にして最高のスパイマスター、ウォルシンガムの名前と役割を世間に広めた点は買える。

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» Jennifaer
2008年04月11日 20:52

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