デジタルメディア研究所研究員・東大法学部卒業後、都庁勤務などを経てIT関係のライター、翻訳者。著書に「データベース・電子図書館の検索・活用法」(東洋経済新報社・下中直人、市川昌弘と共著)、「 ソーシャル・ウェブ入門入門 Google, mixi, ブログ…新しいWeb世界の歩き方」(技術評論社)など。個人のブログはSocial Web Rambling

rssフィード
Movable Type 3.2-ja-2

2007年10月21日

RSSリーダーをGoogleに乗り換える

RSSリーダーは今まで惰性でBloglinesを使っていたが、ついに読むのが追いつかなくなってきた。実はGoogle Readerをしばらく前に登録してあったのだが、だいぶ長い間開いていないので数千件が溜まっているはず。整理がおっくうで開かないでいるとますます溜まっていくという悪循環状態。まあ、いい、片っ端から既読にすればいい、とやっと重い腰を上げてGoogle Readerを開く。

と、これが圧倒的に効率的。Gmailで見慣れたスレッド形式の表示で、一画面に50件以上のタイトルと本文冒頭が表示される。いちいち選択して既読化なくても、「全部既読にする」ボタンがある。さらに既読にしても表示が消えず、ただボールド表示が普通表示になるだけなのも便利だ。

2千数百件の記事を30分ほどあっさりさばけた。

Bloglinesの「ブログで公開」に相当するソーシャル機能としては「共有」ボタンがある。クリックするとその記事がユーザーの専用のページに送り込まれる。共有するためにはURLをメールで送るか、ブログなどで公開すればよい。

機能としてはBloglinesのほうがややきめ細かいコントロールができる。しかしRSSフィードの存在理由は「短時間に大量の情報を定期的にチェックできる」ことにある。その面ではGoogle Readerの処理効率はBloglinesの4〜5倍はある。ここまで差があっては多少の機能の優位性ではとうていカバーできない。

しかも他のリーダーから乗り換える手続きが簡単。インポート・メニューで他のフィーダーからエクスポートしたOPMLファイルを指定してボタンを押すだけでいい。

検索はもちろん、メール、カレンダー、ドキュメントと、こう何もかもGoogleだよりというのは精神衛生上あまりよろしくない。しかし背に腹は変えられず。

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