デジタルメディア研究所研究員・東大法学部卒業後、都庁勤務などを経てIT関係のライター、翻訳者。著書に「データベース・電子図書館の検索・活用法」(東洋経済新報社・下中直人、市川昌弘と共著)、「 ソーシャル・ウェブ入門入門 Google, mixi, ブログ…新しいWeb世界の歩き方」(技術評論社)など。個人のブログはSocial Web Rambling

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2007年08月19日

Web2.0の笑える定義

最近ネットにWeb2.0の笑える定義がアップされた。

Q:Web2.0を最大2個の文で定義せよ。
A:われわれがコンテンツを全部作る。彼らが収入を全部持っていく。

web2description.jpg

流行語としての「Web2.0」は去年いっぱいがピークだったようだが、今年に入ってからの最大のバズワード、「ウィキノミクス」は、なんのことはない「Web2.0のビジネスモデル」そのもの。したがって上の定義がちょうどぴったり当てはまる。

しかし、いくら彼らがいちばんおいしいところを持っていこうと、われわれ一般ユーザーはAmazonやGoogleを使わずすにすますわけにはいかない。使っても金にはならないが、使わねば絶対に損をするという「悪魔の選択」がウィキノミクス=Web2.0経済の実態だ。

これから少し「夏休み最後の宿題」としてそこらへんを考えてみたい。

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