「微力の力」〈エンターブレイン〉
橘川幸夫と村松恒平の対談集(メタチャット)が今秋、発行になります。
「写真論」も、語られています。
▲「微力の力」表紙
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橘川幸夫と村松恒平の対談集(メタチャット)が今秋、発行になります。
「写真論」も、語られています。
▲「微力の力」表紙
心眼眼鏡というのは、もちろん、
やがて発売されるだろう、
コンタクトレンズ型デジカメ〈通信機能付き〉の
商品名である。
銀塩カメラの時代は「自分の見たものを自分のものとする」ということがカメラマンの立場だったのだろう。
デジカメにおいては「自分の見たものを全体のものにする」というのが立場だ。
こないだ会った人は、銀塩カメラで長く撮影してきた人、デジカメでは撮れない、と言っていた。
そうだと思う。デジカメというモンスターを個人の小さな恣意でコントロールすることは出来ないのだ。
インターネットを自分の部屋にすることが出来ないように。
撮ろうと思う限り撮れない。カメラマンが風景・状況と一体になった形でしか、デジカメは扱えない。
ふふふふふ。