現在、全国の小学校には710万人、中学校には360万人の子どもたちが通っています。これだけの多くの子どもたちが生活する学校施設や環境は、多くの問題を抱えています。国家財政・地域財政の困窮により、大半を占める公立学校の予算は削減され、更に、複雑に発展した現代日本においては、子どもたちに教育する課題が急増しています。
もはや、教育のことを教育関係者だけの力だけでは解決出来ない所まで来ていると思います。地域住民の力や、教育NPOの力や、社会的企業の力を、学校現場を支える力にしていく必要があります。
私たちは「教育CSR会議」を設立し、学校現場と企業とを結ぶ回路を作ろうと考えます。
ぜひとも、多くの方にご参加いただきたいと願います。この動きの中から、新しい日本社会の未来が垣間見えてきたら幸いです。
教育CSR会議 橘川幸夫
●会員の皆様には、教育CSR会議発行の会報・冊子などを無料にて配布します。
●教育CSR会議のセミナーなどのご案内をいたします。
●その他、教育CSRに関するご相談を受け付けております。
社会は20世紀の複雑な負債を背負いつつ、新しい時代へ向けての展望を産み出そうとしています。21世紀の企業は、より社会の動きを見つめ、社会との関係を確かめなおすところから、新しい発展をスタートさせていくのだと思います。
未来社会に一番近いところにあるのが、教育の現場です。教育現場の活性化こそが未来社会の活性化につながります。ご承知のように、現状の教育現場はさまざまな問題を抱えています。この課題を克服するためには、「社会のすべての力を教育に!」ということが必要です。とりわけ企業の情報・経験・資力が必要です。
「教育CSR会議」は、学校と企業を結びつけていきます。教育の現場で頑張っている先生たちと、社会の現場で頑張っている企業の皆様との交流を促進して、子どもたちへの教育のあり方を、一緒に模索していきたいと考えています。
子どもたちの未来について大きな関心を持たれる方の参加を切望しています。